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「砂月…!
お前はホント昔からエエ子やなぁ……」
「なぜ関西弁」
ゾクゾクゾクッ…!!
「??!!」
昔からの癖で。
そう、まるで兄が弟にするように。
恋愛感情なんて皆無なのに。
砂月の頭を撫でようと手を伸ばした瞬間、異様な寒気を感じて周りを見渡す…と。
「砂月さぁん。
あと少しで閉店時間だから、もう来ちゃいました。
おにぎりとお味噌汁持ってきましたよー」
「春樹。
早いな、ありがとう」
「いえいえー、
砂月さんの為なら!
……ところで…有明さん…」
「は、ハヒッ!!!」
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