974人が本棚に入れています
本棚に追加
一口食べて、押し黙ってしまった春樹。
口に合わなかったんだろうか。
「どうだ?
春樹をイメージして作ってみたんだが」
「…俺を…?」
「爽やかで、でも甘い。
太陽みたいに明るくて、元気を貰える。
春樹は、俺にとってそんな存在だから」
其の話を、遠くから聞いていた有明。
砂糖漬けのようなゲロ甘いやり取りに、佐竹と岡が聞いたら喜びそうだなぁ、なんて考えていた。
のだが。
――…ちゅ。
最初のコメントを投稿しよう!