第3章

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「――…っ!」 「春樹…?」 一瞬で離れた体。 春樹の顔色は悪く、息も荒い。 体調が悪いのかと心配した砂月は、其の体に触れようとしたのだが…。 「っ、!! …ごめんなさい…」 一瞬の沈黙。 春樹が、躊躇いがちに口を開いた。 「…その。 昨日、怖い夢見て。 …それを思い出して、怖くなっちゃったんです」 「……」 ――…ぎゅ。 抱き締められている、なんてぼんやりと思っていた。 次いで腕の力が更に強まり、少し息苦しくなる。 「…さ、砂月さん…っ?」

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