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エントラーの街のアストラルゲートが光りヴァルナが現れた。 ヴァルナの姿に幾人かのプレイヤーが目を奪われるがそんなこと本人は知らず酒場へと向かい歩き出した。 チャリンッ、と扉に付いていたベルがなりヴァルナが酒場へと入ってきた。 酒場で休憩していたプレイヤーは音に気づきヴァルナを見て、見惚れる人、何かジロジロと見る輩、気づかないで飲んでいる人と…… 色々な反応を見せているがヴァルナは興味なさそうにNPCのバーテンダーにプライベートルームのことを聞く。 「プライベートルームですね、少々お待ちを……」 バーテンダーが言うと目の前にウィンドウが現れた、3つの部屋が使われてその中に姉さん達が設定したであろうルームを見つけた。 「この最強三姉妹ってどこですか?」 「それならプライベートルームの5号室だね」 バーテンダーの言った5号室に向かう、扉を開けようとするとPASSを入力するウィンドウが出てきたので、事前に教えてもらっていたPASSを入力する。 ガチャッ どうやら、この部屋で間違いなさそうだと、ヴァルナは部屋に入った。 中では、髪と目が水色の美人と金色の可愛い少女が待っていた。 「あら、やっと来たのね天音」 「もう!お姉ちゃん遅い!」 「これでも、早く来た方なんだけどね」 どうやら、2人はヴァルナが遅かったせいかご機嫌斜めだった。 「てか、お姉ちゃんあんまり変わらないね髪色が黒に近い藍色にだし」 「そういう2人は見るからにウンディーネとハイエルフだね」 「そういう天音は人間かしら?」 「そうだよ!お姉ちゃん見るからに人間だけど種族なんなの?」 さぁ、どうしたものかとヴァルナは困惑する、神族と教えてもいいのだが目立つことはどうしても避けたい、ましてやギルドに所属していない身勧誘されかねないヴァルナとしてはソロでやって行きたいのだ。
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