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〈プレイヤー名 ヴァルナ
種族 神族
Lv2789
HP 306000/306000
MP 508400/508400
所属ギルド 無し〉
《…え?…ええええええええぇぇぇぇぇーーー!!!!》
「はぁー、これならフレンド登録しなければ良かった」
やはり予想通りの反応を示した2人、ヴァルナはやや疲れ気味だった。
先にヴァルナに問いかけたのはアリエスだった。
「天音…いえ、ヴァルナこれの説明してくれるわよね?」
「姉さん話すから離れて」
「ダメよ、逃げたら困るもの」
ヴァルナを抱きしめて離さないアリエス、ダメ元で聞いたがダメだった。
「……ハッ!お、お、お姉ちゃんこれの説明して!…あ!アリエスお姉ちゃんなにお姉ちゃんにだきついてるの!?」
やっと復活したスレイヴだが何故か姉のアリエスの方に怒った。
それを鼻で笑いヴァルナは渡さないオーラを出したのはもちろんアリエスである。
取り敢えず、違う方向に話が行きそうなのでヴァルナが2人に説明をし始める。
「説明とは言ってもあんまり無いけど、まず私がゲームを始めたのはβテストからでそしたら結構ハマっちゃってさ
初回限定版を買って発売時届いてすぐにやったらなんか1番最初にログインしたみたいで神族っていう種族になって
その後はほら私学校行ってないからさ休日以外は昼食抜きで朝からぶっ通し夕食後も健康に害が出ない程度に深夜までやって
あ、酷い時は姉さん達が家に居ないから3食抜いて2日連続徹夜したなー
まぁ、そしたらこんなになっちゃってーちょこっとスキルで何人かのプレイヤー見たらさ私より皆低くて
また、悪い癖出ちゃったなーで気付いたらこんなステータスになちゃったわけなんだよ」
悪い癖とは昔から1度何かにハマると徹底的にやってしまい周りに合わせられないこと、そのせいで学校に通っていないのだ。
2人はヴァルナの説明を聞いてまた、かと呆れていた。
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