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私は竜二の頼もしい背中が好きだ。いつだって私を引っ張ってくれる。
「私は竜二となら何処でも住める気がする」
日常にいろんなことがあるけれど、竜二とならなんでもできる気がしている。
「サヨリ。帰ったら直ぐ結婚しよう」
「な、何を言うのよ。いきなり!」
「この旅行を計画した時にプロポーズするって決めていたんだ」
振り返った竜二の真剣な顔。
心の準備もなかったけど、さっきの私の一言に嘘はない。
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