きらら

6/7
前へ
/9ページ
次へ
私は竜二の頼もしい背中が好きだ。いつだって私を引っ張ってくれる。 「私は竜二となら何処でも住める気がする」 日常にいろんなことがあるけれど、竜二とならなんでもできる気がしている。 「サヨリ。帰ったら直ぐ結婚しよう」 「な、何を言うのよ。いきなり!」 「この旅行を計画した時にプロポーズするって決めていたんだ」 振り返った竜二の真剣な顔。 心の準備もなかったけど、さっきの私の一言に嘘はない。
/9ページ

最初のコメントを投稿しよう!

5人が本棚に入れています
本棚に追加