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ブブ湖か・・・・・・・・・・・。
昔、王国が出来る時に魔獣と戦争して多くの船が沈んでいると歴史の授業で習った。
その中に、有名な王も居たと。
武勇に優れ優しく誇り高く・・・・素晴らしい王だったと。
その王が所持していた王としての印と言われる王印。
その王印自体に意思が存在し、認められた者以外は触れる事も出来ないとか・・・。
事実かどうかは判らないがそう伝えられている。
そして、その船の沈んだ場所は、本当に深い場所で魔物も多く徘徊しているとか。
今までにもかなりの有力な魔法使い達が、潜ったと伝えられているけど、誰も成功した者は居ないと言う。
だからこそ、何百年も前からのこの依頼は生きているのだ。
ずっと王族の人達が更新して来て居たのだ。
王族としては取り戻したいらしい。何としても。
判らなくはないけど・・・・・・・でも、認めて貰えるのかな。
今の王族の人がその王印に。
まあ。何より僕が認めて貰えないと触る事もさせて貰えないらしいから、持って帰る事も出来ないらしい。
僕が出来るかどうかはやって見なくては判らないんだよね。
今、僕はバーンと一緒に湖の畔に居る。
「いやあ。しかし、本当に綺麗な湖だよなあ。此処って、王族の所有するリゾート地なんだってな。
だから、凄え綺麗に掃除して湖も綺麗だし、森も綺麗だよな。
魔物なんて・・・・・危険なのは全部排除されてるようだしな」
僕は頷きながら周囲を見回す。
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