11人が本棚に入れています
本棚に追加
「しん!あの男は眠ったのか?
これから どうするつもりだ?」
部屋を出て直ぐに、
話しかけられた。
そこに立っていたのは、
長く美しい、銀色の髪を持つ女性。
見た目は細く、それでいてバランスはとれている。
でもどこか、近寄りがたい雰囲気を感じさせる‥
「これは‥愛様!
このたびは、私の願いを聞き届けて頂き、
ありがとうございます。
今しばらくは、
私のわがままをお許し頂きたく‥」
深々と頭を下げる。
「そうか‥。あの男の事は、
お前の好きにして構わない。
中々に、面白い男だと思うよ‥
できれば、開眼してくれると良いが!」
「愛様‥やはりそうなのですね?」
「直ぐにわかった!
でも、どうかな‥
あの男次第といった所か?
耐えれるか、耐えられないかは
難しい所だな‥」
最初のコメントを投稿しよう!