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案内された部屋に、
俺は驚いた。
大きなダイニングテーブル?
よく、上流階級が使うような‥
テレビでしか見た事がない!
俺が戸惑っていると、
「どうした?
好きな場所に座れよ!
遠慮するな!ここは自由に使っていいんだから‥」
そう言われて、何となく俺は、
真ん中の席に座った。
程なくして食事が運ばれてきたが、
今まで、食べた事がないような料理の数々で、
あまりの美味しさに、
俺は夢中になって食った!
ようやく、腹も満たされた頃
男が切り出した。
「私の名前は、しん。
本名ではないが、
心を読むから、
しんと呼ばれている。
勿論、心を読める事は内緒だよ?
人に知れたら大変だからね!
悪いとは思ったが、
君の持ち物を調べさせて貰ったよ?
君が怪我をした事を、
伝えなきゃと思ってね。
すまなかったね。」
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