4人が本棚に入れています
本棚に追加
「…付き合ってくれ」
「…はい」
…え?
今目の前で告白してきているのは
学校一、無口な黒崎くん。
そして初めて声を聞いた。
思わず返事をしてしまい、すぐ訂正する。
「あっ!い、いや、あの!お、驚いてしまって…」
「…」
黒崎くんは私の慌てようを死んだ魚のような目で見ている。
…ど、どうゆう事なの??
告白されてるのに黒崎くんの顔を見るとされてないような…
とりあえず、その死んだ魚のような目を見つめ、黒崎くんの出方を伺う。
すると
「…」
無言のままくるっと後ろを向き、私に背を向け去っていった。
…ぇえ!??
ますますわからなくなった。
こ、これは…どうしたら…
あ、
あれか?
ふと先週の出来事を思い出す。
黒崎くんはあの事気にして、懺悔として告白してくれてるのか?
、
最初のコメントを投稿しよう!