第1章

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「あ!あなたが丸岡さん!?私もまるちゃんって呼んでいい!?」 「あー!いいよー!」 ぞろぞろと女子が寄ってくる。 私は次の質問を予想できる 黒崎くんと同じ中学なんだって? 「「黒崎くんと同じ中学なんだって?」」 はい、来た。 「黒崎くんって中学のころもモテてたのー?」 「あーモテテタネーでも全然話さないからねー告白しても無視シテタヨー」 「ぇえー…そうなの…でも頑張る!協力してね!まるちゃん!」 「へいへい」 黒崎くんの話が終わるとぞろぞろ女子が離れていく。 「フフッまるちゃんもてもてー」 「うるさいわっ!もう黒崎くんのどこがいいんだか…」 本当どこがいいんだろ。確かに顔はいいと思うけど、付き合ってもあれは楽しくないでしょ! 「あのクールな感じがいいんでしょ」 「あれはクール超してるよ、なんか別の名前つけた方いいわ」 本当…黒崎くんは謎。 黒崎くんを見ながらそう思った。 、
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