第14章 危険なパジャマ・パーティー ②

1/33
62人が本棚に入れています
本棚に追加
/33ページ

第14章 危険なパジャマ・パーティー ②

悠月さんが僕に背を向けて 頭から布団を被った ――まさにその直後。 見計らったように 今度は右隣から腕が伸びてきて。 (うそだろっ……!) 振り向いた拍子に 身体ごとグイッと引き寄せられる。 大胆にも 隙間もないほど僕を胸元にきつく捕えると 「――今度はこっちおいで?」 声の主が耳元に囁いた。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!