98.マジギレごめんね?

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俺は歩いて前主席の所に行くと、失禁して失神しているのを見る。 顔は涙と涎で酷い事になっている。 …うーん…間違いなく触りたくない… 俺が呆然と眺めていると、追いかけてきたヨルバル達が追い付く。 「千葉震災の被災者… 酸欠で亡くなった人はもっと酷い状態だったよ… そっちは普通に触れたんだけどなぁ…」 俺の感想といえる呟きは乾いた風が押し流していった。 ヨルバルは担架を持って来させると、近衛軍に引き渡して軍刑務所に収監させた。 俺は首をポキポキ鳴らすと、背伸びする。 「お仕置き終了! あとは国際法廷での裁判かな? 少しは罪の意識が芽生えると良いんだがなぁ…」 俺の言葉に伊藤三将とK国閣僚は思った。 …罪の意識が芽生える?既にトラウマレベルまで刷り込まれてる!… こうして俺も無事に本人未認定の人間核弾頭になったらしい。 俺のK国での呼び名は透明射手だけではなく、閣僚からは冷徹透明射手となっていた。
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