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「オー!
二発目も違ったね…
運がいいよあんた」
俺がそう言うと、無線が前主席の声を伝えてくる。
「ふざけるな!
理不尽な死だと!
お前の所為に決まってるだろうが!」
その反論は無視して俺は再び前主席の足に着弾させる。
「三発目も無事みたいだね…」
その言葉に無線は沈黙。
俺は構わず前主席の腹に着弾させる。
「理不尽な死というのは中々来ないもんだ…
四発目も無事みたいだね…」
今度は無線も黙っていない。
「ふざけるな!
殺す気でやってるのに理不尽な死なんて言うか!」
…うん…元気だな…
構わず発砲。
「五発目もゴム弾か…」
俺の言葉は無線で飛ばされて前主席に届く。
「止めんか貴様!
私を誰だと思っている!」
前主席から反論が来るが無視して発砲。
その弾は前主席の肩に着弾すると前主席が地面を転がる。
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