~冬のエピローグ~

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私は左手を窓に触れさせた つめたい窓に六つの花がきれいに降る 静けさに映えて、聞こえてくる雪の音は 彼との関係がずっと続くと思ってた あのやさしい日々の いや、やさしかった日々の 続きを見せてくれる 夕紀「今は………優香ちゃんとデートしてるのかな………」 私は大学受験の勉強をしている高校3年生 4年付き合っていた元彼の二宮 翔は転校生である大森 優香に惹かれていき 私と別れて彼女を愛し始めた 周りは他に好きな人が出来て別れを切り出した翔をかなりチャラい男として嫌っている でも私は 翔との思い出が深すぎて 周りと同じ気持ちにはなれない
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