~冬のエピローグ~

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学校がない休みの日 そんな日でも私は勉強に追われている 今日も個別の塾に行くためにお昼から家を出て iPodで音楽を聴きながら、歩いて向かっていた 川沿いの道を1人で歩いている私 夕紀「この道………」 いつも思い出す この川沿いの道は彼とよく歩いた道 よく手をつなぎ、ふたりして歌った歩いた ~~~~♪ 夕紀「あっ……」 曲が変わり、次の曲が流れた これは 彼のお気に入りソング その前奏が私の両耳に流れてくる 彼が好きだったメロディー 今までは聴いてるだけで泣いてしまっていたが…… 今なら泣かずに きっと口ずさめるよ 夕紀「~~~♪」 ほら、口ずさめた
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