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絆も帰ってきて、そのことを両親から聞いたけれど特に違和感も感じなかったみたいで普通に返事をしていた。 なんで、わたしは引っ掛かっているんだろう? 何かを思い出しそうで思い出せない。 その引っ掛かりはいつ生まれたんだっけ? 気になりながらも、その答えは見出すことができず。 私はまた平凡な毎日を過ごしていく。 相変わらず、毎朝エイルから高いテンションのモーニングコールがかかってくる。 ただ、今朝はいつもより遅い時間にかかってきたので私はもう起きていた。 「エイル、珍しいね。いつも必ず同じ時間にかかってくるのに」 『今日はね、ちょっとジュリアの作業を手伝っていたら気が付いたらこんな時間になってたんだ。ごめんね?ちゃんと起きれた?』 ...ジュリア? 「...私だってちゃんと起きたりできるんだからね。そ、そのジュリアってこの作業は終わったの?」 『あ、またこの後手伝いに行くんだ。どうしても俺じゃなきゃ嫌だってわがままなんだもん』
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