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ジュリアが...わがまま?
「じゃあさ、電話切ってジュリアのところに行ったら?」
見たこともないジュリアにちょっとヤキモチ。
でもそんな事...きっとエイルはわかんないだろうなって思っていたら
『もしかして...ヤキモチ妬いてる?』
「そ、そんなわけないじゃない!なんで私がエイルのことでや、ヤキモチなんか!」
『えぇ、ヤキモチ妬きなよ。だって俺の彼女なんでしょ?』
突然の【彼女】発言に顔がぼっと熱くなる。
『紡?なに黙ってんの?』
「エイルが変なこと言うから...もう切るね。学校遅れるし、可愛いジュリアを手伝ってあげてください!」
『えっ...つむぎ...?』
エイルが何かを言おうとしたけれどそのままスマホ画面をタップして通話を終わらせた。
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