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翌日からもモーニングコールは変わらず鳴り続けたけれど、どんな顔して話したらいいのかわかんなくって、3コール目で留守番電話に切り替わるようにして、電話には出ないようにした。
『紡、おはよう。ちゃんと起きたかな?』
『おはよう、紡。今日は俺の課題の発表があったよ』
他愛のないメッセージを毎日残してくれるエイルに罪悪感を抱きながらも出ることができなくて、もやもやする気持ち。
そんな気持ちのまま迎えた夏休み。
合宿は明後日に迫っていた。
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