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昨夜遅くまで起きていたから、今日はゆっくり...眠ってやるんだ。
『...つむぎ、起きないの?』
夢の中にまでエイルが出てくるの?
「エイルの...ばぁか」
『バカってなんだよ。起きてよつむぎ。起きないと...襲っちゃうぞ?』
「...できるわけない...くせに」
何言ってんだろエイルってば。
変なの。
クスクス笑ってたら、何故かベッドが軋む音が耳元ではっきりと聞こえた気がした。
...あれ?
なんか、ベッドがいつもより沈んでる感じがする。
「俺、我慢しないけど...いいの?」
今度ははっきりとエイルの声が聞こえて、パチッと目を開けた。
「あ、起きた。ねぇ、襲っちゃってもいい?久しぶりの再会だし♪」
顔を上げると...私の上にまたがってニコニコ微笑むエイルが私を見下ろしていて...
「ぎ...ぎゃぁぁぁぁぁ!!!!」
私は驚きすぎてエイルのお腹に思い切り足蹴りをしてしまったなんて...
女子としてどうなんだろう
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