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「...一時帰国してくれたのはいいけど、私もうすぐ合宿に行くよ。」
「えぇっ!?俺との甘い時間は?」
「...さぁ」
「じゃあ、俺も行く!合宿の引率する」
「え、無理だよ」
「大丈夫!俺も紡と同じ高校の卒業生だよ?きっと大丈夫♪」
絶対無理だ。
いくら卒業生でもさ、演劇部じゃなかったんだし。
なんて思っていたんだけど...
合宿当日。
私を笑顔で迎えに来たエイルは、しっかり合宿用のお泊り道具を背負って玄関に立ってた。
「...うそだよね?」
「ん?大丈夫だって言ったでしょ?俺の顔の広さに驚いた?」
私の頭を撫でながら「アメリカに戻るまではたくさん紡といたいんだ。そのためならなんでもするよ♪」
って笑って頬にキスをした
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