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美咲は図々しく康治の隣で飲み始めた。
「ねぇ、康治結婚したの?」
「しつこい。お前には関係ないだろ?」
早く追い払いたくて冷たく言った。
「いいじゃない。昔馴染みじゃないの。」
「俺は一人で飲みたいの。」
なかなか離れて行かない美咲は隣を陣取っていた。
「何が目的?」
邪魔で仕方なくて早く用件を言わせてどこかへ行かせたかった。
「ねぇ昔みたいにしない?」
「何で?」
「旦那が淡白で満足出来てないんだよね。」
「で、何で俺?面倒なん無理。」
「私迷惑かけないよ?旦那が一番だし。」
なおも食い下がる美咲にうんざりしていた。
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