第11章

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ホテルに入り美咲のあとにシャワーを浴びた。 頭が冴えてくると迷いが出てきた。 まぁ俺が誰としようと真紀には関係ないよな・・・俺が邪魔なだけだしな・・・ これをきっかけに昔みたいに戻れば真紀から離れられるかもな・・・ かなり腐っていた。 シャワーを終えて美咲の待つベッドへ向かった。 「今晩だけだからな。」 「うん。今だけだから。康治が欲しいの。」 美咲が身体に巻いたバスタオルを取り払った。 昔とは違い女性らしい丸みを帯びていた。 「止めるなら今しかねーよ?旦那に悪いとか思わねーの?」 美咲に言ったセリフはそのまま自分にも返ってきた。 「昔みたいに激しく抱いて・・・」 ベッドに押し倒した。
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