第12章

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第12章

「また逢った記念にする?」 飲みに出ていた。 また偶然会った店で美咲が絡んできている。 「お前とはあん時だけって約束だっただろ?」 面倒なのは御免だった。 「いいでしょぉー?せっかく逢ったんだし。私もやりたい気分だし?」 美咲はなかなか離れない。 「今、俺機嫌悪いからあっち行っててくんない?」 トイレに向かった。 鍵を開けて扉を開けると美咲が自分の身体で俺の身体を押し後ろ手に鍵を締めた。 「何やってんの?」 「こうでもしなきゃ出来ないでしょ?だって康治とやりたいの!」 元々馬鹿だと思っていたがここまでとは・・・
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