プロローグ【昼間の母は女】

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見た事の無いスニーカーが玄関にあった時点で嫌な気がした。 若い男の子が履くようなくたびれたスニーカー。 息をひそめながらリビングを覗く。 本当に、ちょっとした興味本位だった。 ティーン雑誌の後ろの方に載っている、少しエッチなコラムや相談室。 それらは作られた話だと心のどこかで思っていたのに。 でも私が目撃したのは、まさにそれ。 母親が淫らに乱れる姿だった。
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