プロローグ【昼間の母は女】
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『さぁ、きて…早く……』 母親の誘惑。 『で、でも……』 男性は戸惑っている。 『大丈夫よ。旦那は帰ってこないから……あ、っん…』 二人が交わる音。 肌と肌がぶつかり、卑猥な嬌声が聞こえてきた。 午後の柔らかい日差しを背に、リビングのソファーに座る男性に跨る母親。 獣の様に捕食し、生気を搾り取る様に激しく動き続ける女。 そう、もう『母親』には見えなかった。
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