プロローグ【昼間の母は女】

7/10
前へ
/385ページ
次へ
先生と母親の話す事はきっと私の成績の事。 聞きたくない小言を回避するように、自分の部屋に戻った。 家庭教師がついてから成績は多少上がっている。 だから文句を言われる事はないだろうけど、母親の小言は回避したい。 そんな事を思いながら携帯ゲームでポチポチしたまま、寝落ちしてしまっていた。 手の痺れを感じ、目を覚ました。 左手には携帯が握られ、右手は画面を触っている。 痺れた左手を揉みながら、身体をおこした。
/385ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2255人が本棚に入れています
本棚に追加