第1章

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ハァハァ。 ちくしょーめがっ! 俺は後ろを振り返りながら異様に人通り、、いや、 人気のない昼間の商店街を走っていた。 人気を求めて商店街まで来たのに 何故誰もいないんだ? 心臓が飛び出しそうなほど暴れているし 足もすでにガクガク震え出しそうだ。 もうどれくらい走っただろうか。 何故俺がこんな目に、、。と すでに4度目になるであろう 回想に入ろうと思う。 いや、まずは走ろう。 回想はそれからだ。 とにかく、今俺は、、、 人ならざるモノから逃げている。 それだけだ。
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