初めの犠牲者、そして分散

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俺は響子の手を握り必死に走った。 瞬一「ハア・・・ハア・・・ハア・・・!」 響子「ご、ごめん、瞬一君、も、もう走れないよ。」 俺は後ろを振り返り、蛇が追ってきていないのを確認し走るのを止めた。 瞬一「追ってきてないみたいだ。少し休もうか。」 響子「ごめんね、迷惑かけて・・・」 瞬一「いや、謝ることないよ。実際俺も限界だったし。」 手ごろな木に身体を預け休憩することに。追ってくる音は聞こえない。皆、無事に逃げられたのだろうか・・・
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