初期編

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それは私が19歳の時。 母上の強いオススメで、とある1軒のお店で働くことになりました。 最初のうちは特に何もかんがえてはいませんでした。 当時某スポーツ店で週5働いていたので 「残りの週2も働いちゃおう!」みたいなそんなノリ。 某スポーツ店が暇過ぎて、体力が余っていた当時のまだ若かった私。 入った初日にまず衝撃。 従業員が 強 い 。 これは後々あれこれ。 とりあえず従業員と仲良くしよう!という気が失せる。 仕事を覚えちゃえば、先輩方と無駄に話す必要もなくなるから 最初にやるべき事は最低限の仕事をきっちり覚える事だ!と心に誓う。 そして客層のガラが悪い・・・・・・・・。 某スポーツ店は専門店でちょっと値段設定が高かった為、 裕福層なお客様しか来なかったので、客層はとても安定していました。 でもこっち違ぅうううううううううう!!!! 「買い物」という目的がなくてもなんとなく皆さん来るのね、みたいな。 ここで私は目標を立てる。 この世の中、全員に好かれるなんて無理な話だ。 「10人に1人好かれる店員さんになろう!」と。 で、怒涛の底辺職初期編が幕を開ける。(デデーン ←BGM)
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