第1章

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「おっす」 ちょっとカッコつけて 二組の教室へ入る。 もちろん、女子からモテるためだ。 「おい、田山おせーぞ!」 「わりぃ、ちょっとうんこしてた」 「いや、お前、お昼もしてただろ」 「「「ぎゃははははは」」」 他愛のない話だけど、何か 楽しいんだよな。 友情って素晴らしい。 ………あ、モテたいのに うんことか言ってしまった。 「ザッキーの友達?」 急に、2組の男子が話しかけてきた。 ふと、声のする方を振り向くと、 ベビーフェイスな可愛らしい男子が 華奢な体で立っていた。
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