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『生きてたって、辛いだけよ!!』
「何がそんなに辛いんだい?君をそこまで追い込んでる辛い事ってなんなのかな?」
『私は…これまで真面目に生きて来たわ!!お母さんの世話もお父さんの世話も自分の事より優先にして!!』
「うん、それで?」
『勉強も好きだったし高校だって行きたかった!でも、行ける状態じゃなかった』
「両親が大変だったのかな?」
『そうよ、私が頑張って働かなければお父さんが…』
思い出すだけで涙が込み上げて来て話す事が出来なかった。
「両親が病気だったの?」
『違う、母が他界して父はお酒に溺れ仕事もしないから…』
「君が自分を犠牲にして支えてあげたんだね?」
『そうよ!お洒落も我慢してお父さんを助けていたのに…借金なんかして…』
見ず知らずの相手なのに私は不満を爆発させていた。
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