1897人が本棚に入れています
本棚に追加
朝目が覚めると、俺はまだ修一に抱き締められたままの状態だった。頼むから、勘弁しろ
心臓に、悪いだろ
「おい、起きろ。いい加減離せっ……!」
「う、ん……、あれ、なんでさとの顔、こんな近くにあんの……?」
「いいから、さっさとこの手を退けろ」
「なんか、こんな近くで見るの、久しぶり」
「ち、かいっ……おい、近いって」
「何?もしかして、恥ずかしがってんの。顔、赤い」
「…………お前、マジで、ムカつく」
「ふはっ、なんだ、当たりかあ」
この甘ったるい空気は、どこから漏れてんだ
最初のコメントを投稿しよう!