プロローグ

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 額を押さえながら、溜め息を吐く神の姿、その傍らでニコニコと笑みを絶やす事のないお姉さん、きっと彼女はサド(確信  そんな中、神はこのタルンダ空気を払拭するべく、額から手を放すと神妙な面持ちになる。 「これから君が行く世界、名をディーピット。群雄割拠し、戦乱が巻き起こる世界だが、君ならきっと何かでかい事を成し遂げられる筈だ」  ディーピットねぇ、なんかディー関連だとディーフラグ臭がプンプンするっていうwwwwwんんんんんぅぅぅ!?wwwww 「でかい、事ですか……やれたとしても、同性結婚を認めさせるくらいしか」 「うん、もうそれでも良いや。気を付けて行ってきてね」 匙投げられたwwwwww神が匙を投げるってwwwwww医者が匙を投げると同義wwwwwww  そんな事を思いつつ、ちょっぴり寂しく思いながら淡い光に包まれていく。  眩しさに瞳を細め、柔らかい笑みを浮かべている二人に、片手を振る。  二人も応じる様に、手で答えた。  その後は眩しさが激しくなり、瞳を閉じた私はそのまま意識を手放してしまった。
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