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弾力に富みながらも手に吸い付くような柔らかい膨らみの先端が蓮の親指にきゅっと握り潰されると、翠は堪えきれずに悶え、蓮の腕の中でびくびくと揺れた。
「やぁ……んっ、あぁ、やぁっ」
おかしくなってしまう――そんな自分を見られている羞恥に耐えかね、翠は背後から伸びる蓮を牽制するべく、力が入らない手で蓮の手に重ねたのだが、
「センセー、可愛い……もっと乱れて…」
支配欲に溺れた悪魔は翠の抵抗など歯牙にもかけずに更に指先での愛撫の手を強めた。
「れ……んっ、お願い、やめ……んっ」
えもいわれぬ感覚が脚のあいだを通り抜け、翠はそれが何を意味するのかを理解し、震えた。
耳元で囁く蓮の声が熱く響き、胸を撫で付けていた彼の右手がフレアスカートの下に潜り込み、薄布を擦った。
「センセー……ココ、すっごい濡れてる……」
身体の奥に追い立てられるような疼きと自分自身思いも寄らなかったみだらな反応に、翠は目頭がじんじんと熱くなり、はらはらと溢れる涙の膜が視界を覆っていく。
「あぁ、蓮…だめ、ソコだめぇっ」
ショーツの上から擦るように触れる蓮の指がじゅくじゅくと音を鳴らす。
口につく言葉は反抗的な態度を取り続けるものの、身体は素直に蓮の愛撫を受け入れ、更に奥まで引きずり込もうとすべく、とろりと蜜を滴らせる。
「センセー……ごめん、俺、止まらない……」
縁にレースをあしらった淡い色のサテンショーツの内側に荒々しい手が無遠慮に入り込み、熟れてトロトロになった蜜壺の入り口に触れた。
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