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第2章 挫折
大都市バードランを後にしたカリン達は、次への町へ向ったが。早くも挫折寸前であった。
カリン「ハァ、ハァ、ハァ~😖・・・ドサッ」
ペリーヌ「お~い、まだ町を出て二日だぞ?」
カリン「わかってるわよ😖 一体いつになったら町は見えて来るのよ❗」
ゴードン「最初の町が近すぎましたな笑」
カリン「だいたい、大都市なのに戦士が居なかったら意味ないじゃない。おまけに物価も高いし、あの村に住んでた人達の気持ちが分かったわ😖」
コロ「あの町はほとんどが商人ですから、物価が高いのは珍しくないそうです」
ペリーヌ「いいから、座ってないで、とっとと歩け❗」
カリン「なんでそんなに元気なのよ❗💢」
ペリーヌ「バカタレ😏俺に元気がなかったらいつ遊べばいいんだよ」
ゴードン「とことん腐ってますな・・・」
コロ「あの、もう食料が半分も無いんですけど・・・(^_^;)」
カリン「えっ⁉何で?まだ四日分はある筈よ?」
コロ「・・・それが、今朝起きた時。僕がリュックを確かめたら既に喰い散らかされた後があって・・(-_-;)」
カリン「まさか、モンスターが?」
ゴードン「この辺にはまだモンスター共は居ないと聞きましたよ」
カリン「じゃあ、もう決ったようなもんね💢(¬_¬)」
ペリーヌ「・・・・ハァ━(´Д`#)━?! まさか、俺って言うじゃないだろうな~?」
カリン「アンタ以外に誰が居んのよ❗ただですら悪人顔のくせに❗💢」
ペリーヌ「あ~❗言っちゃってくれんじゃないのよ❗はいはい、仮りに俺が犯人だったとしましょうよ😵だったら一体何処に証拠があるんですかね~?f( ̄+ー ̄)☆」
カリン「うっ、それは・・・」
ペリーヌ「ほら無いんじゃねーか⁉全く困ったもんだよじゃじゃ馬娘は❗ 疑う事だけは天下一だな💋? いっその事、魔法使いから疑い人とかでも転職したらどうだ?〓」
カリン「わ・・・私は別に・・・(;_;)」
ペリーヌ「ほら見ろ❗今度は泣き落としデスカ?(´Д`#)」
ゴードン「必ず天罰が下りますぞ(^^;)」
カリン「・・・・・・・・・(-_-)💢」
コロ「あの・・・、実は今朝、これがリュックから・・・」
それは、いつもペリーヌが被っている道化師の帽子だった。
カリン「そういえば、アンタ今日帽子はどうしたの?」
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