1人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
花姫は すばやく父の後ろへ回る。
良幸『やったね。おじさん』と 喜び Vサイン
山賊の三男は かわりに良幸を人質にしようと追いかけるがつかめない。
山賊の次男は 父上をたおそうと 横からおそいかかる。
父上はすばやく回れ右!
山賊の兄をタテにして 次男から身を守る。
山賊の次男は 勢いが止められず、思い切り『兄き』を刀でさしてしまった。
血を流す山賊の兄。
「ウウ!・・・バ カ ヤ ロ ウ!」山賊の兄は ズルッとくずれ落ち、次男をにらみ「ドサッ」と前にたおれる。
兄をさしてしまい 次男はあわてて後ろに引く。
兄のうめき声で 三男がふり返り 次男を責める。
「ニィ兄ィ 何てことすんだよ」
「くそっ」
山賊の次男は 弟に責められ やけくそで父上に突進。
父上は 山賊の次男に刀をふりながら 良幸に
「坊主、かくれてろ じゃまだ」と 指示を出す。
良幸は物置小屋が見えたので そちらに逃げる。なぜか道具を借りた物置小屋とそっくり。風で小屋のドアが「ギィ一ッ」と開いた。
山賊の三男が また良幸をつかまえようと追ってくる。
良幸が小屋に飛び込むと同時にドアが閉まった。
三男が来ると 小屋は回転して 角で三男を吹っ飛ばした。
「ウワッ」転がる三男。
最初のコメントを投稿しよう!