第17章 青い苺

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第17章 青い苺

単に裸で寝るだけ――? (もしかして……) お互い見つめ合い どちらもそこで初めて 己の勘違いに気づいたわけで。 「おまえ……まさかっ……!」 派手に動揺したのは 精悍な裸を晒した悠月さんの方だった。 「や、あの……」 「バカ!俺が言いたいのは、暖かくなってきたからそろそろ裸で寝てもいいだろってことで……そんなっ!」 赤面し 恥ずかしそうにベッドに潜り込む。 (まぎらわしいよ――こんな日に!)

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