はじめて

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ゆーいつ!! 後ろから聞こえる聞き慣れた声…。 『なんだよ?…薫』 つれないなあ、と薫は言って俺の肩にしなだれかかる 『今日バンドの練習行けないかも』 『おう、分かった、、、女の子にあんまり思わせぶりな事するなよ』 なんで分かったんだよと、君は無邪気に笑う俺の気持ちなんてお構いなしに 何時もお前は俺の横をスッと風のように通り抜けてて、どっかに行ってしまうんだ ーじゃあなと薫は言って足早に帰った 『あー好きだよ、、くそッ、、、』 そう吐き捨てて今日も空を仰ぐ
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