セラフィムに命令されて

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「セラフィムに怒られるよ……?」 瞬間、ウリエルは顔を青ざめさせて、剣の柄から手を離した。 「さ、流石にセラの折檻は怖いな……あはは……」 ウリエルは笑顔で喋ろうとするが、冷や汗をかきまくり、顔が真っ青になっている。 そしてガブリエルに話掛けようとしたとたんに、後ろに人がいることに気付いた。 「ウーくん♪」 そして、後ろの人に声を掛けられた途端に、ウリエルは声が出なくなった。 後ろの人物はウリエルの首に手を回し、耳元で甘く囁くように、 「今日、一回目のお仕置きだね♪」 ウリエルに、地獄の宣告をした。
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