第三章 フラビオ家

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 パレードは解散し、 今は室内でショーをやっていた。 その後は、 外で花火のショーがあり、 次にディナーが用意されている。  明日は、 昼から夜中までパーティとなっている。 「ホテルにするか…」  大和が立ち上がると歩き出す。 最上級ホテルの一室にも、 機材が運び込まれていた。  会場を抜けて来たのか、 アラーサが先にベッドで寝ころんでいた。 「ショーは見飽きている」  寝ていた方がいいそうだ。 「大和、相手してくれないのか?」  無視している大和に、 アラーサが起き上がり近付こうとしたとき、 窓が割れた。 床の上に、 アラーサを庇って倒れている大和が居た。
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