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その通りに伝えると、
暫くして部屋のドアが開いた。
「宇宙警察、フラビオ支部が
誰かに襲撃されて全壊しているよ。
誰かは、
知らないけどね」
大神に腕を掴まれて、
大和が連れて来られていた。
「大和、床に正座!」
今回の任務の内容を、
大和は何回も大神に復唱させられていた。
「大和、今は鉄鎖でも火の屋でもなく、
鬼城 大和だよな」
大和が、頷く。
「それでは、俺は任務に戻る」
大神が部屋を後にした。
大和は暫く口を閉ざしたままだった。
他のチームも苦戦していたらしく、
花火のショーの前に作戦変更が告げられた。
「俺達、三人で組む。
他のメンバーは俺達の補佐をしてくれ」
戦力を、分散していたのでは、
相手の対応に間に合わない。
宇宙警察は、
もしかしたら何万という人材を投入しているのだ。
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