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ディナーでは、
核には核の抑止力だと、
アラーサの横に火の屋 武尊を座らせていた。
宇宙で五本指に入ると言う殺し屋を、
誰も敵に回したくはない。
妙に静かな、
ディナーとなった。
但し、条件があった。
「大和、
パパだよ、覚えているかな」
武尊、大和も横に座らせていた。
「記憶に障害はありません」
後ろの席で待機しながら、
アラーサの周辺に不審者が居ないか確認しているが、
どうやっても大和に目がいく。
親子とは思えない、
二十三年時の止まった息子だというのに、
兄弟にしか見えない。
「パパって呼んでくれないのかな」
武尊、異常に大和に甘かった。
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