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次の爆発は、集まった警備の頭上で起きた。
爆発の規模は小さかったが、
天井が落ち、続いて床が落ちた。
警備が手薄になったところで、強化ガラスが割れ、
全身黒ずくめの集団が中に入り込んできた。
黒の集団は、
ガスマスクも装備している。
こちらは、
銃器類が取り上げられているというのに、
黒の集団は完全武装だった。
「御卜、袈裟丸を呼べ」
大神が、黒の手袋を嵌めていた。
大神が銃撃を避けながら集団に歩み寄ると、
一撃で急所だけを狙い、一人ずつ倒してゆく。
「全く、こう派手だと、殺せないからな」
殺す?出雲と、大和の姿が消えていた。
暫くすると、
袈裟丸と銀狐のメンバーがやってきて、
黒の集団との戦いになった。
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