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だけどコウちゃんが俺のために未希に彼氏ができるのを邪魔してたってのは今の今まで知らなかった。
未希は顔はいいけど、性格に難ありだから普通にモテないんだと思ってた。
「そんなことしててくれたの...?ありがとうコウちゃん!」
「まー今までは俺の目の届くところにいたからね、未希は。でも大学同じつっても学部はさすがに違うし、バイトも違うしね。目離した隙にやられたって感じだわ」
両手を軽く挙げてため息を吐いたコウちゃんを見て、少し落ち着いた俺は、未希に彼氏ができたという現実に向き合うはめになった。
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