第九章 ヘブンズゲーム 終

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「大丈夫、 これから先は胸に刻んでいます」  吉之助の守護者も、 農作業の合間に子供の面倒も見る、 いい父親だった。 「確かに、実際に行ってしまったら、 視るだけなんて無理だったかもしれません」  吉之助の姿が、 光の粒になっていた。 「大丈夫、成仏の仕方は知っています」  同時に新一も消えてしまった。 「天界に帰る。 どんな罪でも償い、 また、彼女が生まれて来るのを待つ」  現在に戻ると、 ※▽△●が自分で天界へと帰って行った。  ややこしいが、 ※▽△●が天界に行くのを見送っている最中、 実家から御形の家に向かうバイクに戻った。
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