第九章 ヘブンズゲーム 終

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「俺のどこが綺麗?理解に苦しむ」  御形に言われたのならば聞き返せないが、 真里谷には問う事ができた。 御形が、或いは真里谷ならば、 綺麗というのも分かる。 「そうだな、魂が綺麗だよ。 天使だからではないのかもな。 光に愛される光、なのだろうよ、 黒井」  姿形が、綺麗と言われているのではないと分かり少し納得した。 魂の色は、 俺には見えない。
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