おまけ バレンタインデー キッス

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「御形、 俺、彼女と別れた、 彼女はただの幼馴染になった」  無言で、御形は俺を見ていた。 池に俺と、御形の姿が映る。 御形が何か言うまで、 俺は何も言えない。 「バレンタイン、ありがとう。 おいしいよ」  御形が無表情で言葉を告げる。 怒っているのか? 今まで彼女と別れていなかったと、責めているのだろうか? 目を閉じると、俺は俯いた。
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