【プロローグを読みますか?】

5/8
前へ
/345ページ
次へ
「あ、堕て…違う、賀茂川委員長。 つかぬ事をお聞きしたいんですけどももも。 ……いま何時?」 「は? 今は……朝の6時だな」 イチダイジー\(^o^)/ 時系列ほぼ一緒やないか~い!!!! ルネッサァァァァ~ンス!!!! いやいやいや! ツッコミ所なら、まだあるぞ!! 「え、え、ってことは賀茂川委員長…… 5時には校門前に居たんすか!!??」 「ああ。早く目が覚めたからな。 朝の巡回をしていた」 堕天使=おじいちゃん説!! なにそれ可愛い(^q^) 思わず(^q^)ジュルリとなった俺の様子に、気付かないまま続ける堕天使様。 「元々こういった案内も、学校の開始時刻から帰宅時間までなら、生徒会の仕事なんだが。 早朝や夕方以降は、防犯も兼ねて風紀委員が担っている」 「そう、なんですね…」 なるほど・ザ・ワールド(死語) 道理で寮内に誰の姿もなかった訳か、理解した。 ―――ここも、『ゲームとは』違う訳か。 「それじゃあ、蒼井。 始業式でまた会おう」 目を細めるように笑った堕天使様は、俺の頭をぽんっと一撫でしたかと思うと… また巡回へと旅立って行く。 「(最後まで犬扱い)あざーした!」 それを目線だけで見送ってから、部屋のカードリーダーへと学生証を滑らせた。 「お邪魔しまー」 次は何が待っているのか。 いざ、鎌倉ー\(^o^)/
/345ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2596人が本棚に入れています
本棚に追加