【プロローグを読みますか?】

8/8
前へ
/345ページ
次へ
手刀で飛ばされたスマホを追いかけながら悪態をつくアリス。 ふはは!人がゴミのようd(ry 「痛いよー! スマホも傷付いちゃったよーЗ 蒼井君、暴力はんたいっっ><」 「それはスマソスマホ! 俺の事は蒼井君じゃなくて良いよ。 何とでも呼んでくれたまへ」 「ぶはっ!謝罪の心全然篭ってないし◆ じゃあ、アオ君って呼んじゃおっかなー♪」 そう言ってにへらっと笑うアリスに、頭の中がすっかり通常運転モードまで落ち着いた気がする。 「そうしてくれ。 それから、アリス。 俺の話を……聞いてくれないか??」 ちょっと某矢沢さんみたくなった俺の言葉に、アリスはこてんと首を傾げてから……又、にへらっと笑った。 「りょーかい★ じゃあ、朝ご飯∝食べながら話そうか? 僕、転入のお祝いに作ったげる♭」 「…ありがとう」 アリスの言葉と笑顔に、 ……全てを話してみようと思った。 多分、これがアリスマジック。 『アリスには、 本当の事を話しておいた方が良い』 ……何故だか、無性にそう思ったんだ。
/345ページ

最初のコメントを投稿しよう!

2596人が本棚に入れています
本棚に追加