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手刀で飛ばされたスマホを追いかけながら悪態をつくアリス。
ふはは!人がゴミのようd(ry
「痛いよー!
スマホも傷付いちゃったよーЗ
蒼井君、暴力はんたいっっ><」
「それはスマソスマホ!
俺の事は蒼井君じゃなくて良いよ。
何とでも呼んでくれたまへ」
「ぶはっ!謝罪の心全然篭ってないし◆
じゃあ、アオ君って呼んじゃおっかなー♪」
そう言ってにへらっと笑うアリスに、頭の中がすっかり通常運転モードまで落ち着いた気がする。
「そうしてくれ。
それから、アリス。
俺の話を……聞いてくれないか??」
ちょっと某矢沢さんみたくなった俺の言葉に、アリスはこてんと首を傾げてから……又、にへらっと笑った。
「りょーかい★
じゃあ、朝ご飯∝食べながら話そうか?
僕、転入のお祝いに作ったげる♭」
「…ありがとう」
アリスの言葉と笑顔に、
……全てを話してみようと思った。
多分、これがアリスマジック。
『アリスには、
本当の事を話しておいた方が良い』
……何故だか、無性にそう思ったんだ。
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